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教科等横断的な研究授業

1 研究授業の概要
 実施日:令和元年11月13日(水) 6校時
 対 象:2年5組 18名
 科 目:音楽U
 授業者:秋庭潤 教諭(芸術/音楽)と山本智也 教諭(理科/物理)
 目 的:
 音楽から感じる「美しさ」は感覚的なものであるが、音の本質は「波」や「振動」といった物理的なものである。本時では美しい音の響きに大きく関係する「倍音」にスポットをあて、感覚的理解(音楽的)と知識的理解(科学的)を同時に進めることで、生徒のより深い関心と理解を得ることを目的とした。また、1年次で得た物理の知識を実践的に使い、考える場として、このような教科横断的学習が大きな意義を持つと考えた。
2 研究授業担当者、生徒、参観教員の主な感想
(1)授業者の主な感想
<音楽科教員>
〇多角的に音楽を分析することで、生徒の興味を深く引き出すことができた。
〇物理的なアプローチに必要な知識を学習することで、自己研鑽する良い機会となった。
<理科教員>
〇物理的な見方、考え方を使って音楽を考える機会を設けられたのがよかった。これをきっかけにして、日々の生活で起こることについて、多面的な見方・考え方を使って考えてほしい。
〇準備段階で自分自身勉強になることが多く楽しかった。

(2)授業を受けた生徒の主な感想
〇今回の授業では、音という抽象的なものを物理的に学んだことで、音列の仕組みや倍音についてよく理解することができた。音楽をこうして他の視点から見てみる事はとても楽しかった。
〇平均律と純正律は初めて聴き比べたが、微妙な音の違いを聴き分けることができて面白かった。昔ピアノを習っていた時に完全何度、長何度などを教わっていたがどういうことなのか理解できていなかった。今回解決できて嬉しかった。
〇音楽と物理がこんなに深く結びついていたとは思ってもいなかったし、普段部活でよく使う「倍音」について詳しく知ることができて嬉しかった。不協和音と協和音についても深く知ることができてとても楽しい授業だった。
〇授業の内容を多角的に学べて新鮮だった。教科間でつながりを学べることで、より知識として定着できるようになったと思う。
〇今まで培ってきた自分の知識が、教科を超えてこんな所で役立つのかと感心した。知識はやっぱり使ってこそ意味があると思うので、今回はとても良い経験になった。
〇はじめて音楽を物理的な視点で見て、学べることが多かった。「天使の声」を初めて聴いて、聴こえるはずのない音が聴こえて感動した。

(3)参観教員の主な感想
〇1つの授業を通して物理、音楽の2つの知識を得ることができました。生徒たちにとっても「音」についての理解を深めながら物理の復習もできた内容の濃い授業になったと思います。
〇「心地良い音、心地よいハーモニー」というものを、物理的理論である振動や周期から考えるという高度な授業だったと思います。理論としての理解と実際に体感するという両面から迫っており、大変興味深い授業でした。まさに考える学びでした。まとめも見事でした。お疲れさまでした。
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