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教科等横断的な研究授業

1 研究授業の概要
 実施日:令和元年9月19日(木) 3校時
 対 象:2年2組 39名
 科 目:古典B
 授業者:国語科 真坂彰 教諭と地歴公民科 福島隆雄 教諭
 目 的:
 大鏡「花山院出家」を取り上げた。藤原兼家は摂関政治を切り拓き、藤原北家の繁栄の礎を築いた人物として、日本史でも取り上げられる人物であるが、兼家がいかにして摂政の座を射止めたのかを古典教材を用いて学ぶことによって、知識をより深化させたい。授業の展開手法として摂関政治や外戚などの既習事項についてグループで教え合う時間や、速読速解した文章をグループ内のリーダーが口語訳していく時間を設けて、生徒同士の高め合い、学び合いの力を養成するのも目的の一つである。
2 研究授業担当者、生徒、参観教員の主な感想
(1)授業者の主な感想
<国語科教員>
○読解前に、既習事項について教え合う時間を設けたことで、読解に向かう意欲を活性化することができた。
○日本史で習得した知識を古文の読解に活用でき、古文で学んだことを日本史の学習に応用できるということを感じさせることができたのではないか。「花山院出家」のような、他科目とも関連する教材は他にもあるので、折りをみて効果的に実施したい。
●日本史、世界史の教材も参照しながら、単元の選択や年間指導計画を作成することで、八高により適合した教科連携授業を展開できるのではないか。
<日本史教員>
○(クラス内で約半数の日本史選択者が、既習事項を地理選択者に教えるというグループワークの形式から)日本史選択者が歴史語句を正確に理解し、的確に活用しているか確認することができた。
○文学作品の登場人物が置かれた状況や時代背景を知ることによって、生徒が読解する上で手助けになっていたと思われる。
●授業内では地理選択者が日本史に関わる内容を理解できたか確認することはできなかった。組み合わされた教科・科目、それぞれの理解度を検証する必要性を感じた。

(2)授業を受けた生徒の主な感想
○今回の授業では、日本史を習っていない地理の人に説明したり、日本史で出てくる人物の関係や歴史的背景を見つつ、古文を学ぶことができたので、とても理解が深まりました。日本史と古文を別々に学んでいるときよりもつなげて学ぶことで興味も出てきたのでよかったです。また行ってほしいです。
○古典は日本史上の人物関係や事件などをよく知らないとピンとこないことが多いので、連携授業を通して教科書に出てくる人物のことをより知ることができて授業がより面白く感じました。
○古典ではざっくりとしかやらない時代背景が、日本史によって詳しくわかったのでより読みやすくなったと思います。また日本史で一行しかない所に、古典でエピソードを添えることで、記憶に残りやすくなったと思います。
●全体的に時間が少し短く、詳しい話の内容がわからないところがあったので、50分より長い時間でやったほうがいいと思った。
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